みなさん、こんにちは。田中丸公認会計士・税理士事務所の代表の田中丸です。ブログ記事1発目に何を書こうかと考えていましたが、そろそろ確定申告をお考えの方も多くいらっしゃるのではないかなぁと思い、2020年度分の確定申告はどこが変わったのかについてご紹介することにしました。
まずは、一番基本的なところですが、2020年度分の申告の対象期間と申告期間は次の通りです。
申告対象期間 | 2020年1月1日から12月31日 |
申告期間 | 2021年2月16日(火)~3月15日(月) |
ちなみにですが、個人事業者の消費税及び地方消費税の申告は2021年3月31日までとなっています。
個人事業主及び会社員の方にとって2021年の確定申告の重要な改正点は6点あります。
変更内容 | 影響を受ける人 | |
① | 給与所得控除が10万円引き下げられる | 会社員 |
② | 基礎控除10万円引き上げられる。 | 会社員、個人事業主 |
③ | 所得金額調整控除が新しく設定される。 | 会社員 |
④ | 配偶者控除、扶養控除などの合計所得金額要件の変更あり。 | 会社員、個人事業主 |
⑤ | 未婚のひとり親も寡婦控除の対象に加わる。 | 会社員、個人事業主 |
⑥ | 青色申告特別控除が65万円・55万円・10万円の3種類になった。 | 個人事業主 |
こうしてみてみると、比較的納税者に有利な変更かなと思います。
全部このページで説明すると長くなるので、具体的な変更内容は、2回に分けて説明したいと思います。
次回は、①~③の変更内容についてご説明したいと思います。
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